山本様:当社は、映像の撮影から編集、映像系メディアのダビング、DVDコピーまで映像に関するサービスを一貫して提供している会社です。 もっと身近に映像を感じてもらうべく、手軽に利用できる映像サービスを目指し、法人・個人のお客様を問わず、幅広いお客様にご利用いただいております。
東京ダビングセンター様
お話をお伺いした山本様
ダビングセンター様フロント
COCOAR(ココアル)の導入を検討することになったきっかけを教えてください。
山本様:COCOARを知ったのは、スターティアラボ(現:クラウドサーカス)の営業の方からお電話をいただいたことが直接のきっかけとなります。
近年、インターネット回線やスマートフォンの普及から、映像や動画は私たちにとって非常に身近なものとなりました。それと同時に、DVDを通して映像や動画を見る機会が減少しているのを感じております。
当社の屋号は「ダビングセンター」ということからも分かる通り、長年映像系メディアのダビングやDVDのコピーをメインの事業としておりました。今後はDVD市場に依存しなくとも、売上を伸ばし事業を拡大し続けるべく、DVDのダビング・コピーだけではなく、映像撮影や編集にも対応できるようにしました。
対応できるサービスを増やし、撮影・編集・ダビング・コピーまで一貫してサービス提供をすることによって、案件数、顧客単価を増やすことにより業績を伸ばしていこうと考えております。
そんななか、スターティアラボ(現:クラウドサーカス)の営業の方からCOCOARの話をお聞きしました。お話のなかで、撮影や編集の仕事を獲得していく1つの施策として、COCOARが活用できるのではないかと思い、COCOARの導入を本格的に検討し始めました。
ARを導入する際に、他のAR作成サービスを比較検討されたのでしょうか。
また、COCOARをお選びいただいた理由もお聞かせください。
山本様:いくつかのARシステムを比較調査しましたが、サポート体制や信頼性が他社よりも優れていると判断し、COCOARの導入を決断いたしました。
当初ARを導入する際に、COCOARへ期待されていたこととは何でしょうか?
山本様:当社として、今後は映像の撮影や編集のお仕事の比率を高めていきたいと考えております。
導入当初は、COCOARでARを作成しサンプルを配布することで、映像撮影や編集のニーズを引き出すことを期待しておりました。またARをフックに問い合わせを獲得し、新規開拓に貢献することも期待しております。
COCOARを紹介したDM
heidi.様 ツアーチラシ・アルバムジャケット
COCOAR(ココアル)はどのように活用されているのでしょうか。
山本様:法人のお客様を中心に、各担当者がCOCOARを紹介しております。約3年ほどARを継続して契約してくださっている会社様やまったく新しい企業様との取引が始まったりと導入した成果は上がり始めております。
もし掲載可能な事例やCOCOAR(ココアル)の活用方法がありましたらお聞かせ願いします。
山本様:実際にご導入いただいたのは、下記案件となります。
■heidi.(ビジュアル系バンド・CDジャケットやチラシ)
2006年6月30日に始動したビジュアルバンド「heidi.」様にてご活用いただいております。2016年2月28日にリリースしたアルバム「邂逅」のCDジャケットにCOCOARを設定いただきました。ARをかざすとメンバーからのコメントやオフショットが見れるという企画。
現在ツアー中となっており、月1回のペースで動画コンテンツを変えております。累計6~700回かざされており、ファンの方にとっては満足度の高いコンテンツとなっているようです。
■某予備校(学習塾・チラシ)
予備校のDMハガキ等で活用いただいております。COCOAR導入当初から継続してARを採用いただいております。
COCOAR(ココアル)へのご要望があれば教えてください。
山本様:AROを画像に設定した際に、トラッキング機能をオフにする機能がほしいですね。現在、COCOAR2で画像を設定すると自動的にトラッキングされる仕様となっております。なぜトラッキングのオフ機能が欲しいかというと、フォトフレームの企画を実現しようとしたときに不便だと思ったからです。
実は以前、heidi.様のバンドTシャツにCOCOARを設定し、読み込んだらメンバーと並んだ写真が撮影できるようなフォトフレームの企画案がでました。実現に向けてテストを行ったところ、フォトフレームの画像がTシャツのマーカーに自動的にトラッキングされてしまい、Tシャツを着用したユーザーとメンバーが並んだように見える写真を撮影するのは難しいことがわかりました。
トラッキング機能自体は活用できるものだと思うのですが、オン・オフの切り替えを手動で行うことができれば、より使い勝手の良いツールになるのではないかと思います。
また、COCOARを起動すると機能アイコンが表示されておりますが、ユーザーの閲覧状況によっては、映像上のテロップと被ってしまうことがあります。都度調整しながら、再編集するのが大変なので、セーフティゾーン的な推奨値があると嬉しいなと思います。
COCOAR(ココアル)を活用した今後の展望があれば教えてください。
山本様:今後は法人様との取引を活性化させ、映像撮影から編集の仕事を獲得していくひとつのきっかけとしてCOCOARを活用していきたいと思います。その足がかりとして、まずは「heidi.」様はじめとするエンターテイメントで実績を積み上げたいと考えております。
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