杉本様:テレビとインターネットの垣根が小さくなってきた中で、これからの時代、ウェブサイトとマスコミを使った戦略的な広報PRの 重要性はますます高まっていくと考えられます。そんな中で当社は、あらゆるメディアにおける広報戦略をご提案しております。特に映像制作事業では、 テレビ局の第一線でニュース番組を制作してきたディレクターが制作をしております。私たちの持つシナリオ構成ノウハウを駆使し、 企業のアピールしたい部分にスポットを当てた、短くてわかりやすい映像を低価格ですばやく製作しております。
また、九州から街と企業を元気に紹介するニュースサイト「九州ビジネスチャンネル(通称:QBC)」の運営もしております。 QBCでは年間400本ほどの動画をアップしており、1日数万アクセスあるようなメディアサイトとも連携しております。 ですので、30万人ほどのユーザーにアプローチすることも可能なメディアとなっております。
TMエンタープライズ様
九州ビジネスチャンネル(QBC)
インタビューを受けていただいた杉本様
アイドルを起用してCOCOARを
アピールしていただいています
COCOAR(ココアル)の導入を検討することになったきっかけを教えてください。
杉本様:まず、そもそもARを知ったきっかけは、とあるクライアント様から ARサービスを広めるための動画作成をご依頼いただいた時だったんです。ARというものを知った時に、「ARは動画と相性が良い」「必ず活用できる」と思いました。
なので、実はCOCOAR(ココアル)を導入する前に、他社さんのARサービスを導入していたんです。 もちろん、想定通りARと動画は相性が良く、様々なお客様へ提案、活用していました。
ただ、当社の動画制作はストーリー性があるような「エンターテイメント性が高い動画」というよりは、 「短くてわかりやすい動画」を得意としております。ですので、ARを作成するのに10日ほどかかったり、 コンテンツを即時でアップできなかったりと、ARの作成やコンテンツの差し替えに関して不便を感じることがありました。 そんな時に、知り合いの方からスターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんのCOCOAR(ココアル)をご紹介いただいたのが、導入を検討することになった直接のきっかけです。
COCOAR(ココアル)導入の決め手になったポイントがありましたら教えてください。
杉本様:先述の通り、ARの作成が即時にできなかったり、AR作成後にコンテンツの差し替えができない点に不便を感じておりました。
COCOAR(ココアル)は、
・容量内で作り放題である
・即時で作成できる
・すでに事例が多くある
ということから、
私が不便に思っていたことを解決できると思い、導入を決定いたしました。
ちょっと話は逸れますが、スターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんの営業の方にCOCOAR(ココアル)のご紹介・ご説明を受けてから、 導入を決定するまでとても短いスパンだったので、営業さんにとってはとてもラッキーだったんじゃないかなと思います。(笑)
「明治日本の産業革命遺産丸わかりBOOK」
読売新聞「本格焼酎 蔵を巡る」紙面
どのようにCOCOAR(ココアル)を活用されているのでしょうか?
杉本様:基本的にはお客様のPR動画を観てもらう一つの手段として、COCOAR(ココアル)を提案しております。
具体的には、以下の案件でCOCOAR(ココアル)を活用しております。
■「産業革命遺産パンフレット」「明治日本の産業革命遺産丸わかりBOOK」
2015年7月5日に世界文化遺産への登録が決まった「明治日本の産業革命遺産」の魅力を写真と動画と文章で解説するパンフレットと本にて活用しております。
当該遺産を世界遺産へ登録を推進するべく、 QBCでは広報PRを担っておりました。 その一つの施策として、COCOAR(ココアル)を組み込んだ「写真が動くパンフレット」を作成しました。
「明治日本の産業革命遺産丸わかりBOOK」は、世界文化遺産への登録が決まった翌日にQBCより発刊いたしました。 本に掲載している写真が動画になって動き出すという業界本初の仕掛けとして、COCOAR(ココアル)を活用いたしました。
■読売新聞社とのコラボ企画「本格焼酎 蔵を巡る」紙面特集
2015年11月1日「本格焼酎・泡盛の日」に、九州版読売新聞での紙面特集でも活用いたしました。 「作り手の想い」やその土地の「水や空気、風景」を伝えるべく、各焼酎の取材動画を作成し、ARを設定しました。 また、この動画の最後にはキーワードが発表され、キーワードを組み合わせてプレゼントに応募できるという企画も行ったのですが、大変好評でした。
COCOAR(ココアル)を使ってみた感想はいかがでしたか?
杉本様:とても手軽で簡単にARを作成できております。 運用していくなかで、もちろん要望は出てきておりますが、「ARを作成できない」といったような致命的な問題はないと感じております。
実際にCOCOARを導入した成果はいかがでしたか?
杉本様:すでにご理解いただいている通り、弊社は映像の制作が本業です。 ですのでCOCOAR(ココアル)は、映像の付加価値としてお客様へ提供しております。 あくまで「映像のオマケ」というくらいで考えているのですが、それでも導入費用・ランニングコストくらいは賄えるくらいの成果はあります。
今後のCOCOAR(ココアル)に期待することはありますか?
杉本様:まずは多言語(特にアジア圏)に対応して欲しいですね。当社は福岡を拠点としておりますので、 福岡という土地柄、中国圏のお客様とお仕事をすることがございます。中国では、政府によって報道規制が敷かれているので、 Webサイトを通さずに動画を観れるARに、とても興味を持ってくれるんですね。ただいざ、中国のお客様にアプリをダウンロードしてもらうと 「僕の携帯では動かない」と言われてしまうことがありました。
理論上は「ネットが繋がる」「AppStore・GooglePlayのアプリがダウンロードできる」といった条件であれば、 アプリのダウンロードや利用ができるのでしょうが、やはり端末や回線の状況が日本とは異なりますので、実際には利用できないこともあるようです。 お客様がせっかく興味を持ってくれているのに、「動かない」という理由だけで「使えない」となってしまうのは、非常にもったいないと思いますので、 ぜひCOCOAR(ココアル)の活用を広めるためにも改善、対応していただきたいです。
また、これはCOCOAR(ココアル)と言うより、貴社へ期待することになるのですが、 COCOAR(ココアル)を広めるための施策にもっと力を入れていただきたいです。 やはり、COCOAR(ココアル)の認知度が高ければ高いほど、当社も営業展開がしやすくなります。 ですので、私達がお客様にCOCOAR(ココアル)を提案した時には、すでに「COCOAR(ココアル)のアプリが、 はじめからダウンロードされている」という状態になるくらいまで、広まって欲しいですね。
COCOAR(ココアル)を活用した今後の展望があれば教えてください。
杉本様:引き続き、当社としては動画の付加価値としてARを提案していきたいです。
私達のような動画を制作する会社にとっては、COCOAR(ココアル)は「最強にピッタリのツール」だと考えています。
今日、ユーザーへ情報を届ける方法として、様々な角度・媒体からアプローチする、いわゆるクロスメディアが当たり前になってきていると感じています。 特に動画は静止画やテキストの数千倍の情報量があると言われており、今ではインターネットで動画を観ることは当たり前になりました。 ただ、いくらいい動画であっても、まずその動画の存在を知ってもらわなければ、観てもらうことはできません。 やはり多くのユーザーへ知ってもらうには、テレビやテレビCMはもちろん、 ポスターやチラシ、パンフレットなどの今までのアプローチ手法がまだまだ主流だと思います。 その紙媒体と動画をつなぐ一つの手法として、COCOAR(ココアル)は活用できると思います。
ですので、私達のような映像会社が盛り上がっていけば、必然と印刷会社さんへ紙媒体のお仕事も増えるのではないかと考えています。 クリエイティブを生業としている業界全体で盛り上がっていけたらいいなと思っています。
また、動画というものが当たり前になっていくなかで、動画を作成するということも当たり前になってきています。 当社では動画制作のノウハウを提供するセミナーを開催しております。スターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんのお客様やCOCOAR(ココアル)を検討中の方のなかには、 動画を作成したくてもノウハウがなく、動画制作を外注に出している会社様もあるかと思います。
例えば、当社とスターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんでコラボをして、動画×COCOAR(ココアル)の活用セミナー等を開催したら、 さらにCOCOAR(ココアル)活用が広まっていくかもしれませんね。
Category
Tag
セミナー・イベント