瀧澤様:柴田書店は1950年、九州・小倉で書店の次男として生まれた柴田良太によって創業されました。
出版を通じて“食とサービスのプロ”に貢献するという理念のもと、『月刊食堂』や『月刊ホテル旅館』、『月刊専門料理』、『café-sweets』をはじめ、 食とサービスにまつわる専門雑誌や専門書籍を出版しております。昨今では、出版不況、メディアの多様化と言われておりますが、 書籍、雑誌づくりを通じて蓄積したノウハウとコンテンツの強みを生かして、新しい商品や事業領域に挑戦していくこと、 それによって料理業界、外食・宿泊サービス業界のさらなる発展に貢献することを柴田書店の使命として、多彩な事業活動に取り組んでおります。
お話いただきました瀧澤様
COCOAR(ココアル)の導入を検討することになったきっかけを教えてください。
瀧澤様:当初は制作担当者あてにActiBookやCOCOAR (ココアル)をご提案をいただいておりました。 COCOAR (ココアル)については、制作チームよりも広告チームのほうが、活用用途が見込めるのではないかと、 制作担当者よりCOCOAR(ココアル)とスターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんをご紹介をいただきました。
はじめてCOCOAR (ココアル)を見た時に「すごい!とてもおもしろい!」と素直に思ったのと同時に、 COCOAR(ココアル)の活用アイディアも湧いてきました。私がCOCOAR(ココアル)の活用アイディアをお話すると、 スターティアラボの営業担当の方が企画のベースをまとめてくださったりと、だんだんと活用イメージが具体化していきました。
ARを導入する際に、他のAR作成サービスを比較検討されたのでしょうか。
また、COCOARをお選びいただいた理由もお聞かせください。
瀧澤様:特に他社と比較検討することはなかったです。 商談の段階から、企画のご相談やご提案をいただいておりましたので、COCOAR(ココアル)を導入するか?しないか?だけを検討いたしました。
しいてCOCOAR(ココアル)を選んだ理由を上げるならば、サポート体制に安心感を持てたことだと思います。
COCOAR(ココアル)を導入するにあたって、最終的には「広告単価を上げる」ということを考えておりました。 ですが、ITやARの知識が特別あるわけでもありませんし、ARを活用したこともありませんから、不安なことももちろんありました。
スターティアラボ(現:クラウドサーカス)の営業担当の方は、COCOAR(ココアル)を導入する前から、お客様へのアプローチのフェーズ分けや、企画について一緒に考えてくださいました。 このことから、単純な操作サポート以上のフォローの体制があるんだと実感でき、「ARを導入しても大丈夫そうだ!」という安心感につながりましたね。
COCOARを設定している
(左)専門料理
(右)café-sweets
café-sweets内の
COCOAR(ココアル)が設定されてるページ
専門料理内の
COCOAR(ココアル)が設定されてるページ
実際にCOCOAR(ココアル)を使ってみていかがでしたか?
瀧澤様:導入前に営業担当の方が10分で簡単に作成できるとおっしゃっていたのですが、 確かにマーカーとデータがあれば、専門知識がなくともARを短時間で作成することができました。
もし掲載可能な事例やCOCOAR(ココアル)の活用方法がありましたらお聞かせ願いします。
瀧澤様:実際に活用した雑誌や書籍を以下にてご紹介します。
■café-sweets
当社で初めてCOCOAR(ココアル)を活用した媒体となります。
主に広告企画枠にて活用しております。最近では、展示会の特集ページにて、掲載商品されている商品のPR動画をARで設定いたしました。
■専門料理
広告企画枠にて活用しております。 こちらはメーカー様×シェフの方のタイアップ企画にて活用することが多いです。 ARのコンテンツには動画+リンクを設定することが多いのですが、商品のPR動画だけではなく、 実際にシェフが調理している動画や、コメントをしている動画も設定することが多いです。
歴史ある雑誌にてご活用いただけて大変嬉しく思います!
実際にCOCOARを採用した成果はいかがでしたか。
瀧澤様:お客様へARを提案すると、「誌面の中で動画が見れるなんて、おもしろい!」と反響がとてもよく、営業がしやすくなったと感じています。
COCOAR(ココアル)の提供プランに関しては、ケースバイケースですが、まずは、お客様へのCOCOAR(ココアル)の認知度を上げるために、 今は広告の付加価値として、主に活用しております。実際に提供したのは15社様ほどで、やはり写真と文章だけでは伝えられない、リアルな雰囲気を伝えられることに対して、 高評価をいただいております。
今後のCOCOAR(ココアル)に期待することはありますか?
瀧澤様:COCOAR(ココアル)の機能自体に大きな不満はありません。 ただ、推奨外のデータを推奨データに自動変換してくれる機能があると非常に助かるなと思います。 と言いますのも、当社は出版社ですので、お客様から素材やデータをご提供いただくことが多々あります。 データの形式や大きさを指定してアナウンスしても、指定とは異なるデータをお預かりすることもございます。 その際は、当社にてデータを変換するのですが、この変換作業が非常に大変なので推奨データへの自動変換機能があったら、便利だなと思います。
COCOAR(ココアル)を活用した今後の展望があれば教えてください。
瀧澤様:今後は本来の導入目的である「広告単価を上げる」ということに注力していきたいですね。 先程も申し上げたとおり、今はCOCOAR(ココアル)の認知度を上げるために、広告の付加価値であったり、最後のひと押しの材料として使ったりしています。 この数ヶ月間、COCOAR(ココアル)を提案してきて、手応えは感じ始めています。しっかりと企画や料金プランを練って、お客様の満足を追求しながら、 「広告単価をあげる」ということにつなげていきたいと思います。 またCOCOAR(ココアル)を活用する媒体自体も増やしていきたいですね。 まだ構想段階ではありますが、「月刊 ホテル旅館」のような雑誌媒体や、「Bakery Book」や「居酒屋」のようなムック本にも展開していきたいと考えております。
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