丁様:当社は、フレッツ光やひかり電話に代表されるような、西日本地域における情報通信ネットワークサービスの提供を事業の中心としています。また、これらの通信ネットワークサービスを活用して、社会課題の解決を実現するソリューションの提供に特に力を入れております。
私達が所属する部署は、自治体様や企業様がお持ちの課題を明らかにしたり、それらを解決するソリューションをご提供したりすることについて、西日本地域の現地で活動するメンバに対する様々な支援を行っています。
NTT西日本様
インタビューいただきました
NTT西日本 ビジネス営業本部
クラウドソリューション部
丁(ようろ)担当課長【左上】
大竹主査【左下】
栗巣様【右上】
渡辺様【右下】
今回は貴社の営業パンフレットにARをご活用いただいておりますが
なぜパンフレットにARを設定しようと考えられたのでしょうか。
丁様:ソリューションのイメージをお客様に直感的にお伝えするには、事例動画や説明動画が有効であるということがわかっていました。
一方で、お客様先で動画をお見せしても、その場限りとなってしまい、繰り返し見ていただいたり、後で見返していただいたりすることが難しいとも感じていました。
その点では、紙のパンフレットのほうが後で見返すことができるので、パンフレットと動画の両者のいいとこ取りができないかということを考えていたところ、ARの技術をうまく活用すればよいのではないかという考えに至った次第です。
COCOARの導入を検討することになったきっかけを教えてください。
大竹様:ARサービスの活用を考えた際、インターネットでいくつかの会社を探したところ、貴社のサービスを見つけました。
インターネットからデモアカウントの申請を行ったところ、貴社の営業担当者様からご連絡をいただきましたので、利用方法を教えていただきながら評価を行ったという形になります。
COCOAR導入の決め手になったポイントがありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
栗巣様: 他社のARサービスとも比較しましたが、マーカー画像の認識率が秀逸であったため、採用させていただきました。また、営業の方がきめ細やかな対応をしてくださったことも決め手となりましたね。
ARを導入したNTT西日本様パンフレット
今回パンフレットを制作されるにあたり、コンセプトやこだわりがありましたら、教えていただけますでしょうか。
丁様:当社としての取り組みの方向性・ビジョンや、当社の強みをお客様の課題解決にどのように活かしていただけるのかをわかりやすくご説明するということについて、メンバで何度も議論を重ねて形にしていきました。
ARが関係する部分で言いますと、お客様にストレスなく、楽しく動画をご覧いただくため、見た目の品質が落ちないようにしつつギリギリまで動画サイズを小さくしたり、パンフレットの絵があたかも動き出すようなアニメーションの工夫をしたりするなど、細部にもこだわって構成しました。
ひとつのパンフレットに21個の動画を埋め込んでいます。パンフレットに掲載しているソリューションの事例動画や説明動画が中心となります。
21個もARを設定いただいているのですね!
COCOARの設定にあたり、大変だったことや苦労された点がございましたら、教えていただけますでしょうか。
渡辺様:特に苦労した点はございません。マーカー画像にも認識しやすいものとそうでないものがあるので、どういう画像がマーカーに適しているのかという「コツ」みたいなものを掴むのに多少時間がかかったぐらいでしょうか。
COCOAR(ココアル)を活用した今後の展望があれば教えてください。
大竹様:当社では我々の部署が先駆的にCOCOARを活用したところ、社内のいくつかの他の部署からも活用してみたいと問い合わせを受けているところです。
パンフレットに限らず、様々な印刷物や資料で活用できるのではないかと思いますので、今後も高認識かつ軽量なところは維持しつつ、ARアプリとして様々な機能追加を継続していただければと思います。
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