伊藤様:当社は今年でちょうど20周年をむかえる健康食品の製造販売会社となります。
1996年にフレンチ ポリネシア産の「ノニ」という果実が持つ健康効果を、損なうことなく、世界で初めて『タヒチアンノニジュース』として製品化し流通させたことが、 当社の始まりとなります。
ノニを科学的に解明していく中で、「イリドイド」という成分が、豊富に含まれていることがわかったのです。 さらに研究を進めていくと、この「イリドイド」には、老化物質と呼ばれるAGE(終末糖化産物)の産生を抑える働きがあることがわかりました。 世界にはこのような植物が、まだまだ存在しており、ノニの他にはブルーベリー、オリーブ、コーネリアンチェリー、サンシュユの5種類があります。 これらを総称して「Earth’s Best」と呼んでおり、当社では、この植物たちが持つ特性を活かした製品を、開発し販売しています。
この「Earth’s Best」のように人々が、大切にしてきた伝統と科学による裏付けがある製品を通して、 “いつまでも健康で若々しくはつらつとした人生をおくりたい”という、誰もが持つ願いをモリンダ製品によって叶えたいと思い、社員一同日々事業に携わっています。
モリンダ ジャパン様
お話いただきました伊藤様
モリンダ ジャパン本社で
インタビューさせていただきました
COCOAR(ココアル)の導入を検討することになったきっかけを教えてください。
伊藤様:もともとスターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんとは、電子ブック(ActiBook)でのお付き合いがありました。
私は会員様向けプロモーションの企画に携わっており、とあるイベント開催時に面白いことができないかと考えていた時に、 スターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんの営業担当の方から、タイミングよくCOCOAR(ココアル)をご提案いただいたことが、 COCOAR(ココアル)の導入を検討する直接のきっかけとなります。
ARを活用することで、イベント用のチラシやポスターなどから、関連した紹介動画を見せられることができるのが、とても魅力的でした。 またCOCOAR(ココアル)は、チラシやポスターのデザインを、変更すること無くARを設置できることも魅力的でしたね。
ARを導入する際に、他のAR作成サービスを比較検討されたのでしょうか。
また、COCOAR(ココアル)をお選びいただいた理由もお聞かせください。
伊藤様:AR導入にあたり、特に他社との比較検討はしておりません。 ずばり、当社が考えていたことを安価に実現できることが、COCOAR(ココアル)導入の決め手でした。 また、イベントだけではなく、カタログや店舗POPにも横展開して活用できることも、大きなポイントでしたね。
ARで商品紹介が見れるCOREマーク
店舗で陳列されているノニジュース
COCOARが設置されているカタログ
COCOARダウンロードの説明ページ
実際にCOCOAR(ココアル)を使ってみていかがでしたか?
伊藤様:ARの制作における画像の登録や情報の更新は、管理画面で簡単に作業することができました。 専門的な知識がなくても、ARの制作やコンテンツの更新ができており、特に困っていることはありません。
どのようにCOCOAR(ココアル)を活用されているのでしょうか?
伊藤様:現在は、主に4つの方法で活用しております。
当社では、ARを設定していることの目印として、モリンダ独自のマーク(※写真参照)を設置しております。 ARの設定箇所に独自のマークを設置することで、「ここの画像にアプリをかざしてください」と、お客様にわかりやすく周知をしています。
■会員さま向けイベント
COCOAR(ココアル)を使った企画で楽しんでいただきました。
会場内にあるポスターやチラシにARアプリをかざすと、イベントのプロモーションムービーや昨年のイベント動画を見られるようにいたしました。 イベントに来場される会員の方々は、「モリンダ」のファンともいえる方たちですので、イベント会場でも映像が見られることは、非常に喜んでもらえました。
また、イベント会場で誰かがARをかざしていると、連鎖して他の方にも興味を持っていただけていたので、ARが広まっていく様子を実感することができました。
■自社製品カタログ
カタログでもARを活用しております。
カタログには、PR動画や体験者の声を動画で見られるように、ARを設定しております。 COCOAR(ココアル)は、動画だけではなく、画像やリンクでの設定も出来るので、出てくるコンテンツに、商品説明が記載されている画像であったり、 ECサイトへのリンクを設置し購入ページへ誘導させたりするなど、様々な使い方をしています。
また、当社のカタログは、単純にお客様が観るだけではなく、会員様がご家族やご友人にご紹介する際にも、ご使用いただいております。 ですので、ARを設定したことで、口頭や紙面だけでは伝えられない情報を、伝えることができるようになり、好評いただいております。
■店頭POP
当社はモリンダ商品を取り扱うカフェや販売店の店舗運営もしております。
カフェではテーブルにおいてあるPOPに、販売店では商品の横に、AR付きのPOPを設置しています。
もちろん店舗スタッフはいるのですが、人数が限られておりますので、お客さまお1人お1人に充分な説明がしきれないこともあるかと思います。 POPにARを設定することで、パッケージや店頭POPでは説明しきれない情報を発信し、スタッフの補足ができるようにしています。 新宿にあるモリンダ本社の2階の店内は、全面的にCOCOAR(ココアル)推しですね。
■シークレットAR
おまけのコンテンツとして、実はARマークを付けていないロゴや商品にも、こっそりARを設定しています。 ARのコンテンツとしては、モリンダのシークレット動画や製品のお得な情報などが、見られるようになっています。
一見すると普通のカタログページですが、ページ内にはARマーカーが隠されており、偶然ARを見つけられた人は、 お得な情報が入手できるというような楽しみ方です。
このシークレットARを作成したきっかけとしては、「アプリをわざわざダウンロードをする」という手間をかけていただいた方に、 何か“特別感”を出したかったのが大きな理由です。実際のお客様の声は聞けていないのですが、シークレットARを見つけてくれたお客様が、 少しでも特別感を感じてくれればいいなと思っています。
様々なシーンでご活用いただけて大変嬉しく思います!
実際にCOCOARを採用した成果はいかがでしたか。
伊藤様:データの計測や売上との相関関係を追っているわけではないので、数値的な成果は正直なところ不明です。 ですが、イベントでARをかざしてくれている来場者の方たちが増えたように感じており、モリンダというブランディングに 貢献してくれていると考えております。
今後のCOCOAR(ココアル)に期待することはありますか?
伊藤様:大きな不満があるわけではないのですが、認識率の向上には引き続きご尽力いただきたいですね。 と言いますのも、ARの作成中に、登録しようとした画像が他社の制作したものと似てしまったのか、ARの設定が出来ないことがありました。 マーカー画像のデザインを制作する際に、特徴を付けて作りこむ必要があるところは、ちょっと手間だなと感じています。
また、COCOAR(ココアル)の機能に関することではないのですが、アプリのダウンロードネックに関しては、日々試行錯誤しております。 ARを利用していく中で一番むずかしいことだと感じているのは、COCOAR(ココアル)を利用していただくユーザーの方々へ“アプリのダウンロード”を促すことです。 何か良いアイディアがあれば教えていただきたいところです。
COCOAR(ココアル)を活用した今後の展望があれば教えてください。
伊藤様:今後は、商品パッケージやダイレクトメール、会員様向けの会報誌などにもARを設定してみようと考えています。 他社さんの事例ではありますが、「二つの商品パッケージを組み合わせると、一つのARマーカーになる」という使い方は、 販促の1つの方法としてぜひモリンダでもやってみたいと思いました。
また、ログの活用もしていきたいですね。どんなコンテンツが良く見られているのか?どんな層のお客様にARを活用していただいているのか? などがわかると、今後のマーケティング活動にも活かせそうです。
せっかくCOCOAR(ココアル)というサービスを利用しているので、最大限に使って『売り上げに貢献するための仕組み』としても活用させていきたいです。
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