赤木様・富田様:「企業価値を高めるデザイン」をモットーに、コンセプトの立案からロゴ、ショップカード、ポスターetc…をデザインしている会社です。 紙媒体などの平面のデザインはもちろん、店舗のデザイン、ビルボード看板、ラッピングバスなどの立体的なデザインも手がけております。
また、歌舞伎町・渋谷・池袋はじめ総武線沿線、大宮を中心とする埼玉エリア、常磐線沿線エリアなど関東圏の繁華街に設置してある「DOKIPOKE」などのフリーペーパーの企画・デザイン制作もしております。
文京クリエイトオフィス様
COCOARの導入を検討することになったきっかけを教えてください。
赤木様:もともとは自社の雑誌やフリーペーパーなどの紙媒体への付加価値として、ARの活用を検討しておりました。 そこで、情報収集のために足を運んだ展示会にて、スターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんの営業の方と名刺交換をしたのがきっかけです。
導入前は、スターティアラボ(現:クラウドサーカス)さん以外のARを取り扱う4社と、スターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんの5社の中で、比較検討をしておりました。
COCOAR導入の決め手になったポイントがありましたら教えてください。
赤木様:導入後の運用を考えた際に、COCOARが一番コストメリットがあると感じたからです。 他社のARプランは、「1つあたり数万円」や、「〇個までは△△円!」というような料金形態が多い中で、COCOARは定額でAR作り放題というプランでした。 当初は、自社で出版しておりますフリーペーパーでの活用を想定しておりましたので、定額でARが作り放題のCOCOARがトータルコストでは一番安価だと判断し導入を決めました。
実際にCOCOARを活用した事例などがあれば教えてください。
赤木様:まずは導入当初の想定通り、自社が制作しておりますフリーペーパー「DOKIPOKE」に、広告媒体の付加価値としてARを設定しました。
富田様:1つの媒体に対して約15~40個のARを設定しております。ARを設定している媒体は4冊ありますので、(1冊30個の設定と仮定すると、)30個×4冊=約120個のARを毎月設定しております。
毎月120個のARの設定はとても多いですね。
COCOARを設定する際に、工夫していることはありますか?
富田様:ARのマーカーは写真に設定することが多いです。媒体のサイズが11cm×20cmと小さいので、ARについての説明を大きくとることができません。 ですので、どのような角度からARマーカーである写真をかざしても、正しく認識されるように様々な角度の複数のマーカーを登録するよう工夫しております。
COCOARを使ってみた感想はいかがでしたか?
富田様:スターティアラボ(現:クラウドサーカス)さんが謳っている通り、専門知識がなくてもARを簡単に作ることができます。
ただ欲を言えば、管理画面のデザインが、もう少し上から下へ、左から右へマウスが動くような導線になると、とても使いやすくなると思います。
1つだけARを作成・設定するということであれば、今のままでも問題はないと思いますが、当社のように大量のARを作成・設定をするとなると、マウスがちょっとだけ下から上へ動くようになってしまうだけでも、若干タイムロスが生じてしまいます。
実際にCOCOARを設定した反響はいかがでしたか?
赤木様:まずまずといったところでしょうか。表紙や人気店の動画コンテンツなどを中心に、毎月500~800回ほどかざされております。 「DOKIPOKE(ドキポケ)」は約10万部/月 発刊していますので、一見少ないように見えるのですが、「今すぐお店には行かないけど、興味がある」といった層へ アプローチできていると考えることができますので、ARを設定した価値はあるのではないかと考えています。
もちろん、現状の反響に満足しているわけではないので、今後もマーカーやコンテンツを工夫・改善していきたいと思います。
今後のCOCOARに期待することはありますか?
赤木様:ログデータの新規とリピーターの選別方法について、端末ごとに選別できるようになると、
よりユーザーの行動に合ったデータになるのではないかと思います。
富田様:先ほどの内容と重複する部分もありますが、
・管理画面のUIのデザイン向上
・設定したARの情報についてのcsvの書き出し機能
・コンテンツの期限設定機能
などがあれば、よりCOCOARが使いやすくなるのではないかと考えています。
COCOARを活用した今後の展望があれば教えてください。
赤木様:現状はフリーペーパー「DOKIPOKE」での活用が、ほぼメインとなっております。
今後は作り放題というメリットを利用し、営業ツールとしても活用していきたいと考えております。 当社のクライアントは飲食業界の方が多いので、ARをつけたショップカードやメニュー等、他社とは違った提案をすることで、さらなる受注拡大に活用していきたいです。
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