佐藤様:当施設は「Life At Its Best 最高に満たされた暮らし」をコンセプトに、店舗ラインナップ、サービス、環境のすべてを高いレベルで提供し、真に豊かな暮らしを感じることのできる施設を目指しております。そのため、ただ良いモノを提供するだけではなく、世界でここにしかない特別な場と仕掛けにこだわり、GINZA SIXでしかできない体験を提供しております。
GINZA SIX公式サイト
Ginza White Christmas
銀座は、ホワイトクリスマスになるでしょう
(2017年)
“Fantastic Gift”
~「冬の王国」と「夏の王国」の物語~
(2018年)
COCOAR(ココアル)の導入を検討することになったきっかけを教えてください。
佐藤様:GINZA SIXのこだわりのなかの一つに「お客様へ上質な体験を提供する」ということがあります。2017年のクリスマスでは、館内を一流のアーティストの方たちの作品で装飾したことはもちろんのこと、本物の雪が降る体験型のコンテンツも実施しました。やはり実際の天候にかかわらず「本物の雪が降る」ということはインパクトが大きく、お客様からも大好評でした。2017年のクリスマスプロモーションは、お客様からの反響も良く大成功といえましたが、全館を横断する立体的なコンテンツ展開ができれば、よりお客様に響く演出になったのではないか、という反省点がありました。
そこで2018年は統一感をもたせることを意識して、全館に統一したテーマでアート展示をすることにいたしました。2018年のアートは「FANTASTIC GIFT」をテーマに、フランスのアーティスト「ニコラ・ビュフ」さんとコラボレーションすることとなりました。ニコラさんの作品にはストーリーがあり、そのストーリーをお客様へ伝えたいと強い希望がありました。
COCOAR(ココアル)の導入の決め手になったポイントがありましたら教えてください。
佐藤様:今回のアートプロジェクトをお願いしたプロデューサーの方からおすすめいただき、COCOARに決定しました。
体験型演出のツールとしてAR採用いただいたのを嬉しく思います。
AR企画についてご紹介をお願いできますでしょうか。
佐藤様:指定の展示アートやマーカーをアプリ「COCOAR2」でかざすと、まるでアートが動き出したようなAR動画が視聴いただけます。また透過動画になっているので、記念写真の撮影のフォトフレームとしてもお楽しみいただけました。
中央通エントランス立体アート中央部、店頭POP、柱アート、クリスマスツリーオーナメントなど、館内の様々なポイントにARを設定しました。
■中央通エントランス立体アート
物語が長く受け継がれたことを象徴するモニュメントで、物語の全ての要素が一つになっています。
アートの中央部にアプリ「COCOAR2」をかざすと、小さな天使プッティ達や中央吹き抜け空間にも展示された「光るぞう」が出現しました。
GINZA SIX クリスマスプロモーション2018特設ページ
https://ginza6.tokyo/gsix2018/winter_2018_christmas
AR企画を実施した成果はいかがでしたでしょうか。
佐藤様:当初の「アートのストーリーを伝える」「アートを体験してもらいたい」という目的は達成できたかと思います。
今回は試験的に導入したので、どのような反応や効果があるのか未知なところがあったのですが、来場されたお子様が親御様に向かって「アプリダウンロードして」「ARをやってみたい」と、アプリのダウンロードをお願いしているシーンを何度か見かけ、お客様に楽しんでいただけて良かったと思いましたね。
COCOAR(ココアル)への要望などはありますでしょうか。
佐藤様:アプリの立ち上がりや読み込み速度が上がると良いですね。通信環境やデバイスの機種に依存してしまうことはあるかと思うのですが、お客様に離脱されず、何度も楽しんでもらうためには、アプリのスムーズさや使いやすさが重要かと思います。またアプリをDLせずにARを楽しめるようになると、活用頻度が上がり、より良くなると思います。
開始直前に気づいたのですが、アプリの履歴機能は非常に良かったです。
COCOAR(ココアル)を活用した今後の展望があれば教えてください。
佐藤様:今回ARを活用をしてみて、現実世界に仮想のものを表現することで体験価値が向上することがわかりました。具体的なアイデアはこれからですが、今後プロモーションを企画する中でARの活用を検討し、ぜひまた採用したいと考えております。
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