全国の城や城跡・史跡では建物の復元3Dモデルや解説動画をARで配信したわかりやすい歴史解説が行われています。また、ARスタンプラリーなどのイベント企画にも用いられ、観光にも役立てられています。
・フォトフレームやデジタルスタンプラリー、チャットボットとの組み合わせなど、様々な企画ができそうな点が、弊社の取り組みの方針にもあっている
・その道のエキスパートとして皆様が取り組まれており、デジタルスタンプラリー、AR等が観光のDX化に適しているのかなという印象を受けた
・今後も使い続けるにあたって、熱海市内も含めARを様々な場所でやるのであれば、アプリDLもユーザーにとってデメリットではないのでは
といった点から、「COCOAR(ココアル)」を活用し、取り組みを始めることに。
「熱海対ゴジラⅣ」というイベントの一つに、COCOARを使用したゴジラが出現するコンテンツを用意。ほぼ等身（118.5M）で、迫力満点になっている。
COCOARの「空間認識機能」を活用し、マーカーなしでAR体験できる導線を設計。
企画開始2週間で1300件以上の体験数を記録し、Twitterにも様々なUGCが投稿された。またログデータを見てみると、7割以上が「女性」に体験されており、
おそらく家族連れがお母さんのスマートフォンで子どもと一緒に体験されている可能性が読み取れる。
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八代城などの有名な観光地にARパネルを設置。
マーカーの石碑にCOCOARをかざすと八代城の復元CG動画を見ることができる。
CGを石垣にうまく合わせてCOCOARをのぞくと、実際に復元したように見える仕掛け。
宇津山城跡散策コースや海湖館など、各地の看板にCOCOARをかざすと、出世法師直虎ちゃんのフォトフレームが出現し、一緒に写真が撮れる。この企画にはGPS機能を使用しており、直接現地にいかないとフォトフレームが表示されない仕組みとなっている。
福井県坂井市にある「丸岡城」のパンフレットにてARを活用。
マーカーにアプリをかざすと、城内の各スポットや城に関わる展示物の紹介動画を見ることができる。
熊本県にある歴史公園鞠智城・温故創生館にて配布される『鞠智城 公式ガイドブック』でARを活用している。
このガイドブックのメインターゲットが小・中学生の為、文字で読ませるより動画で見せる方が子ども達に受け入れられやすいだろう、という事でARが採用。
『時空スコープ』というコンセプトで制作されており、ARアプリをガイドブック内の絵や写真にかざすと、クロマキー動画でゆるキャラ「ころう君」が登場し、さらにわかりやすく鞠智城の昔の姿を説明してくれるというもの。
ガイドブックに今までとは変わったインパクトをつけることで、子どもたちに楽しんでもらえるようにしている。
